Tuesday, November 24, 2009

BootCampでWindows 7 Enterprise 64bit版を評価導入してみました

WindowsでリッチなレンダリングができるGPUを使いたかったんだけど
手持ちのノートPC、ThinkPad X200のIntel GMA X4500 HDではさすがに役不足なので…
もうひとつのPC、MacBook Pro 13にはGeForce 9400Mが載っているので、こっちを使えないかと考えた。

となると次に考えなきゃならないのはOSを何にするかなんだけど
VistaはOSの負荷が高めだし、XPは軽いとはいえ今さらXPもない
というか、Windows 7 Enterpriseの90日評価版が出回っているので
Windows 7の評価も兼ね、Windows 7を入れてみることにした。
さらに、MBP 13 (Mid 2009)は64bit版インストール可能なので、64bit版に決定。

BootCamp (version 3.0)は現時点ではWindows 7対応ではなく
Appleからは年内対応予定とアナウンスされているけど
ネットの情報を見る限りBootCamp 3.0でもWin7は問題なく動いているらしいし
どうせ評価用に試してみるだけなので駄目もとで早速入れてみることにした。

■インストール手順
  1. Windows 7 Enterprise 90日評価版のISOファイルをダウンロードする
  2. ディスクユーティリティの「ディスクを作成」 でダウンロードしたISOファイルでDVDを焼く
  3. Boot Camp アシスタントで、BootCamp用パーティションを設定して
    焼いたDVDを挿入してアシスタントの指示に従えばWindowsのインストールが始まる
  4. Windowsインストーラが起動するので、普通にインストール
    (セットアップの途中で時間が数時間ずれて表示されると思うが、設定し直すことはお勧めしない。
    Macでのシステムクロックの扱いとWinでの扱いが違うことが原因なのだけど
    Windowsでの扱いをMacに合わせる方法を後術します)
  5. 何度か再起動を経るとWindowsのインストールが完了する。
  6. Snow LeopardのインストールDVDを挿入する。
  7. DVD中のSetup.exeを実行するか聞かれるので、Setup.exeを実行する。
  8. Setup.exeが終われば、BootCampへのWindowsのインストールは一通り完了。
と、ここまで自分の環境では何の問題もなくWindows 7がインストールでき
デバイスマネージャ上で確認してみたけど、何の問題も表示されていない、スバラシイ!

いろいろ触ってみたけど動作上も問題ないようなので、もろもろ設定やインストールを続ける。

■まずは、セキュリティ関係。
普段は Avira AntiVir を入れてるんだけど、今回は Microsoft Security Essential をインストールしてみた。

■システムクロックの扱いに関する設定
MacではシステムクロックはUTCが設定されていて、OS側でローカル時刻に調整して利用いるんだけど
Windowsでは、システムクロックはローカル時刻が設定されていて、OS側でもそのまま利用している。
で、Windowsのレジストリを弄ることでWindowsでもシステムクロックをUTCにして利用できるようになる。
こちらの方が詳しく書かれているので、それを参考に設定。

■オーディオドライバ
どうやら、BootCamp用のオーディオドライバだとMacBook Pro 13インチ上では
音量がとても小さくなってしまうようなので、問題を解決したドライバをインストールする。
こちらのフォーラムに詳しく書かれているので、そこからドライバをダウンロードしてインストールした。
これでまともな音量で音が鳴るようになった。

■GPUのドライバ
Snow LeopardのBootCamp 3.0に入っているGPUのドライバは Version 185.75 と古いので
nVidiaのサイトから最新のドライバをダウンロードしてインストール。


Windowsエクスペリエンスインデックス上の「ゲーム用グラフィックス」値は
4.2から5.5へと大幅に向上した。

ということで、現状のBootCamp 3.0で問題ないけど
マルチタッチトラックパッドの対応が普通のマウスの代わりレベルにしかなっていないので
Windows 7対応はこの辺を、それなりの対応にしてくるということなのかな?

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